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カーリー大阪24 歯列矯正失敗の顎関節症から復活

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歯列矯正失敗の顎関節症から復活した

カーリー大阪の再矯正治療を2分で

理解できるYouTube↓

November 20, 2013

カーリー大阪

DP Del

カーリー大阪はDP Delでした。

DPというのはDynamic Positionerの略で、

いわゆる「保定装置」の一種です。

日本で広く使われているリテイナーとは

全く違った機能を持っています。

詳しくは最後↓に写真入りで解説します。

さて、Bracket Offから1週間が立ち、

歯並びが乱れて来ましたがDPを

30分するとかなり良くなりました。

アメリカ歯科標準治療では、

歯列矯正で動かす歯の割合は、

ブラケット+ワイヤーで

全体の90%

DPで残りの10%と

細部のディテール

ということになっています。

つまり

DPは

歯列矯正の仕上げのためには

必要不可欠な治療

なのです。

今、日本の歯医者さんで

1年で歯列矯正が終わると

宣伝している人がいます

が、

その人たちの保定装置は

もう歯を良い位置に

動かすことのできない

ワイヤーのリテイナー

(別名ホーレータイプのリテイナー)

ぺらぺらの透明のリテイナー

(別名クリアーリテーナーとかソフトリテーナー)

だったりするので、

いったいどこまで

正確にやろうとしているのか?

私は不思議に思っています。

見た目だけをそろえるなら

誰がやっても1年もかからない

のですが、

奥歯の噛み合わせをそろえて

顎関節症にならないように

するためには

ワイヤーのリテイナーや

ぺらぺらの透明のリテイナーでは

無理な話

だからです。

それでは、DP Delの日の恒例になっている

初診時の歯列とBO後の歯列の比較をしてみます。

まず前から見た様子です↓。

画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例

05/12/13 初診時の様子↑

画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例が完治した様子

11/20/13 本日の様子↑

上の歯です↓。

 

画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例
09/11/08 初診時の様子↑
画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例が完治した様子

09/18/09 本日の様子↑

下の歯です↓。

画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例

09/11/08 初診時の様子↑

画像: 再矯正が必要な歯列矯正失敗の症例が完治した様子

09/18/09 本日の様子↑

カーリー大阪の歯列矯正は

下の前歯を1本抜き、下のアーチを小さくして、

理想的な咬合にするというものでした。

その副産物として、受け口っぽい外見が緩和され、

カーリー大阪は美人顔になる!

というハンセン理論の実現がありました。

そして、それはすでに完了しており、

カーリー大阪もわかっています。

このプロフィールに関しては

DPをやることにより、

顔の筋肉が鍛えられてやればやるほど

良くなることも事実として定着しています。

ホワイトニングが始まると、

反響は最高潮に達しますから

カーリー大阪はとにかく頑張って

大阪の星をめざして一生懸命やるように。

スペシャルな付録:

全国の矯正ファンから

G.V. BLACK DENTAL OFFICEで使っている

DPがどんな姿か見たい!

という声が殺到しているので、

リクエストにお答えして公開します。

画像: 歯列矯正 保定装置 DP Dynamic Positioner

前から見た様子↑

画像: 歯列矯正 保定装置 DP Dynamic Positioner

上の歯のポジション↑

画像: 歯列矯正 保定装置 DP Dynamic Positioner

下のポジション↑

この写真を見てわかるのは、

今、日本で広く使われている

針金を曲げて作るリテイナーや

ぺらぺらの透明のリテイナー

とは

全く違うということです。

針金を曲げて作るリテイナーは

学生でも30分もあれば完成するものです。

材料もレジンと針金だけで、

費用も最小限でできます。

設備もペンチが一つあればOKです。

ぺらぺらの透明のリテイナーも

簡単にできることに関しては同じです。

一方、

DPは製作するのに大変な時間と

労力のかかる技工を必要

とします。

また専用の施設も必要で、

設備投資には何百万もかかります。

一般的に、DPを作るためには、

上下の歯の印象を取り、

上の歯と下の歯の石膏模型を作ります。

正しい顎の位置関係を調べた上で、

咬合器に2つの模型を装着します。

次に、模型を咬合器から外し、

上の歯と下の歯を石膏模型から

切り取り、歯茎の部分を削り取って、

歯茎の部分だけをワックスに入れ替えます。

そして咬合器に再び装着し、

最終的に目指す歯の理想的な位置に、

ワックスを暖めながら、歯を動かします。

30分から1時間程度で、

理想的な歯並びと咬合が完成します。

この理想的な歯の模型の印象を取り、

また石膏模型を作り、咬合器に装着して、

今度はDPの原型をワックスで作ります。

この原型を、もとにシリコンでDPを

作るのですが、その行程は長いので、

省きますが、

つきっきりで1週間

ほどかかります。

私の知る限り、この

DPが歯科技工の中で最も

知識と才能と忍耐が必要

とされる技工です。

現在、日本にこのDPを自分で

作ることが出来る歯科医師はいるのか?

ということになりますが、

デンティストとしては、私が一人います。

私の他には歯科医師でDPを

作っていると言う人を

聞いたことはありません。

技工所で作っている所は、

以前は1カ所あったようですが、

もう、上記のように手間暇がかかりすぎて

採算も合わないし、

歯科医院からの注文も来ないので、

やめたという話を聞きました。

ここで疑問なのは、

なぜアメリカ歯科標準治療では

そうまでしてDPを作るのか?

ということです。

それは、

DPを使わないと

できないことがある!

からです。

リテイナーを保定装置に使う人たちの概念は

Bracket Offをした瞬間が、

最も良い歯の状態で、

そいれを維持すればOK!

少しくらい動いてもOK!

後戻りしても

2度目の矯正があるやん!

というものです。

リテイナーは今から

50年以上前に開発されました。

50年前には、今のような

咬み合わせの概念もないし

顎関節症も知られてはいません

でした。

一方、DPを保定装置に使う

アメリカ歯科標準治療では

Bracket Offをした瞬間は、

全体の90%しか

歯は動いておらず

残りの10%は

DPで動かさなければ、

噛み合わせも完成しないし、

歯並びも、

細かな動きは終了しない!

また常に理想的な歯の位置を

維持しなければ、いつか

後戻りして噛み合わせが

おかしくなって顎関節症になる

可能性がある!

と考えるので、DPを使うのです。

DPの原型は今から20年くらい前には

開発されましたが、

G.V. BLACK DENTAL OFFICEが

採用している製作方法は、材料、器具も含め

毎年何らかの改良が加えられています。

従って、アメリカ歯科標準治療のDPは

2009年現在の

歯科医学が

集大成された保定装置

であることがわかります。

これだけの違いがあり、

リテイナーのようにすぐに壊れることのない

頑丈で正確なDPを使えば、後戻りは防げるし、

機能的にも筋肉のトレーニングが可能で、

良いことばかりだと思うのですが、

アメリカでは一般的に普及しているDPが

日本では受け入れられない理由は、

製作コストが高い!

ということが

あるかもしれませんが、それ以前に、

患者の健康を考えていない

歯科医師の怠慢

だと考えるのは、

私だけではないでしょう。

とにかく1週間付きっきりになる技工ですから

最近、Dental Diaryが更新されないね、

とあなたが思うとき、

アメリカスーパーデンティストの山崎先生は、

技工にかかっきりで、きっとDPの製作に没頭中だと、

G.V. BLACK DENTAL OFFICEに

通う人々は知っています。

くどいようですが、

カーリー大阪の歯列矯正が

成功するか失敗するかの鍵は、

このDPの装着にかかっているので、

とにかくDP装着をがんばろう!

 

*** 最新の歯列矯正情報 ***

10. DPで仕上げる歯列矯正

11. DPの重要性

DPデリバー 投稿者:カーリー大阪

2013年11月21日(木)15時29分1秒

山崎先生、事務長様、

昨日も大変お世話になりありがとうございました。

昨日は楽しみにしていたDPデリバーでした。

最初はなかなか上手く出来なくて

申し訳ありませんでした。

30分の間でしたが 

はめる時と外す時での顎の動きが

変わったのにはとても驚きました。

DPは歯と顎を正しい位置に戻すそうです。

凄いです。

はめるのもかなりスムーズに

出来るようになりました。

DPは自己管理がとても大事なので

1時間に3セット、1日に出来る限り

長く最低12時間以上、

しっかりと守って頑張ります。

山崎先生、この日も

本当にありがとうございました。

いつも楽しいお話をありがとうございます。

事務長様、美味しいコーヒーにお土産まで頂き、

また駅まで送ってくださり感謝しております。

ありがとうございました。