歯科用アマルガムの基礎知識


【アマルガムによる歯質着色】

あまるがむによるししつちゃくしょく

discoloration by ama1gam filling

《同: アマルガムによる歯質汚染・

歯質黒染・歯質変色 discoloration by amalgam filling》

アマルガム構成成分は歯質に浸透し,

歯質構成成分と結合して沈着し,

着色物となる.

象牙質では歯細管が浸透経路となり,

すべてのアマルガム構成元素

(亜鉛,スズ,水銀,銅,銀)がみとめられるが,

そのほとんどがイオン化傾向が

大きい亜鉛とスズである.

そしてこれらはほかの元素よりも

深く浸透し,亜鉛は深部で

高濃度を示すことがある.

歯質変色は黒褐色一黒色で,

軟化象牙質があると

発現頻度が高いようである.

エナメル質も同じ傾向であるが浅く低い.

(加藤喜郎・歯科医学大事典p75)

 

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