誰にも出来ない根管治療


February 27, 2000

もう2度と歯痛で悩まない根管治療

今日の一番はCelesteでした。

#1314,15 RCT( 根管治療治療・神経の治療)の

続きです。

修復治療ですからラバーダムは必須になります。

いよいよ根管内に突入です。

 

この突入の下準備のために、

 

前回のアポで2時間半をかけて、

 

金属類を除去してあります。

 

そして今日は3時間かかりました。

 

「そんなに時間をかけたら

 

商売になりませんよ。」

 

というのが日本の歯医者さんの

 

やらない表向きの理由です。

 

しかし、ほんとうの理由はそうではなく、

 

正しい根管治療治療のやり方が

 

わからないからなのです。

 

Celesteが10年以上も

 

「おかしい、おかしい、うずく、痛い。」

 

と苦しめられたこの3本の歯を

 

ちゃんとしたやり方がわかっていたら、

 

ゴールドだろうとプラチナだろうと

 

削り取って病巣までたどり着いて、

 

徹底的に叩きつぶすに決まっています。

 

なぜならCelesteにとって

 

金額は関係ないわけですから、

 

アメリカ並の技術料を

 

請求すればいいわけです。

 

世の中には、あまりの激痛のためと、

 

慢性的な痛みに耐えかねてはいるが、

 

抜歯だけはしたくないので、

 

理由と価値のある値段なら

 

払う人はたくさんいる

 

のです。

 

実際、アメリカではそうなっています。

 

「高度な技術には高価な治療費」

 

これはアメリカの医療の考え方ですが、

 

日本ではだれもやろうとは言い出しません。

 

言い出さない理由は2つあって、

 

(1)日本にはちゃんとした治療技術を学べる

 

施設がないため、やろうと思ってもできない

 

(2)日本のホケン治療ではやった治療の質に

 

関係なく料金が徴収できるので、

 

安いけど楽だし、安いとダメになっても

 

患者は文句を言ってこない

 

というものです。

 

そもそも日本の歯医者さんたちが行っている

 

ホケン治療は、技術レベルは低くても、

 

たくさんの患者を効率よくさばいて、

 

薄利多売で儲ける、という

 

商業主義の目的で支持されています。

 

ホケンで薄利多売の

 

お気楽治療ばかりをしていると、

 

短時間の治療の連続で

 

集中力は必要ありませんから、

 

何年もそんなことをしていると、

 

集中力は当然なくなり、

 

難しいことや細かなことは

 

まったくできなくなっています。

 

15分も治療すると

 

もう終わりにしているのが

 

日本の歯医者さんの特徴です。

 

そんな人たちに、

 

正しい根管治療は1回のアポに

 

2時間をかけないといけないから、

 

明日からそうしよう!

 

と言ったところで、だれもやらないのです。

 

Celesteの#13,14,15はすべてに

 

根尖に白く見える病巣があり、

 

特に#13,14は末期的な状態です↓。

 

これでは慢性的な鈍痛が

ないほうがおかしいわけです。

Celesteがインターネットで、

「マスコミにも頻繁に登場する名医」と

評判だという歯医者さんを探して、

喜び勇んで治療を受けたのは良かったのですが、

ゴールドのぴかぴか光るブリッジや

白いエレガントなセラミックの歯を

被せて何十万も請求した

「マスコミにも頻繁に登場する名医」が

したことは、

病巣だらけの歯の根はほっておいて、

その上に綺麗な「かぶせもの」をして、

見かけだけを良くしただけに

過ぎなかったのです。

Celesteが治したはずの歯がうずくので、

この「マスコミにも頻繁に登場する名医」に、

神経がどうのこうのと質問すると、

露骨にイヤな顔をして、

むかついた態度をとったそうです。

そんなところでボロボロにされたCelesteは、

「日本ではいくらお金があっても

まともな治療は受けられない」

ということを身を持って実践した人なのでした。

結局、Celesteの長年の疑問は

G.V. BLACK DENTAL OFFICE に

たどり着くまで解決することなく、

今日にいたったわけです。

ちなみにG.V. BLACK DENTAL OFFICE の

根管治療代金は、日本で一般的に、

「自費の歯科医院」とされる歯医者さんの

治療代金と同じレベルです。

従って、アメリカの同じ治療レベルの

Dental Officeよりも料金が低いので、

いわゆるコストパフォーマンスが良いと

思われるのか、アメリカからわざわざ

治療に通ってくる人がいたりします。

Celesteのこの3本の歯の根管治療は、

全部の病巣に攻撃が完了しました、

次回は追撃します。

それは痛みを伴うプロセスですが、

だれもがこの状態まで悪くなってしまうと、

復活のためには必ず通らなければならない

通過点なのです。

そして3日もするとCelesteの

この3本の歯から痛みはなくなり、

2週間もすると今までの慢性的な鈍痛が

嘘のように消えるので、

誰がほんとうのことを言い、

正しいことをしているか、

初めて身をもってわかることになります。

その後は、修復治療が進み、

歯科矯正も終わって、

G.V. BLACK DENTAL OFFICEでの

治療が完了すると、

歯ではもう悩まない自分がいる

ことに気づくのです。

Norman Yamazaki, DDS.

 

日本唯一の会員制歯科医院

医療法人社団神農会

G.V.BLACK DENTAL OFFICE

岐阜県 高山市 山口町 1392-1

TEL/FAX : 0577-62-9434

E-mail: info@gvbdo.com