まず理想的な歯列矯正の症例を見て見ましょう。
YouTube・5分でわかる前歯が生まれつきない人の歯列矯正↓
アメリカ歯科標準治療では15才まで
経過観察でOKということですが
15才を過ぎて歯列矯正を開始する時の
目安はあるのでしょうか?
斑鳩のじゅんちゃん
結論:
アメリカ歯科標準治療の歯列矯正では15才を過ぎて、
普通に口を閉じた時、前歯が直撃する様であれば
歯列矯正をしなければならない、とされています。
その理由は前歯が欠けたり割れたりする可能性が高いのと
噛み合わせが狂い始め顎関節症になる確率が高いからです。
説明:
実際の症例で説明します。
斑鳩のじゅんちゃんの一人息子のYouYouは
7才の時からG.V.BLACK DENTAL OFFICEで
治療を受けています。
YouYouにはママのじゅんちゃん同様
永久歯の上の前歯が2本ない
つまり先天的欠如歯が2本あるため
歯列矯正をするのは確実でしたが
その時期は未定でした。
経過観察の15才を過ぎても
安定していたので
大学に入って精神的にも
時間的にも余裕ができたら
歯列矯正をすれば良いと
山崎先生は考えていましたが
高校3年になり前歯が直撃し始めたので
歯列矯正を開始することになりました。
それまでの経過を検証します↓。
02/23/08 7才↑
乳歯に先天的欠如歯はなかったので
理想的な歯並びになっています↑。
07/31/08 7才↑
永久歯が生え出して来ました。
下の前歯が見えています↑。
02/26/09 8才↑
上の前歯が抜けて
アグリーダックの始まりです↑。
06/12/12 11才↑
G.V.BLACK DENTAL OFFICEが疎開したので
しばらくYouYouが来なかった間に
上の永久歯が生えて来ました。
YouYouの先天的欠如歯は側切歯と呼ばれる
#7,10の2本なのでした↑。
04/06/13 12才↑
アグリーダックは継続中なのですが
乳歯のgがまだ残っています。
12才を過ぎても残っていると
20才以降も残っている場合が
多い様です↑。
07/05/14 13才↑
ここでの注目は前歯の位置関係です。
上の前歯が下の前歯よりも前にあれば
問題はありません↑↓。
07/12/15 14才↑
前歯の次に問題になるのは犬歯です。
上の犬歯が下の犬歯の外側にある場合は
問題はありません↑。
07/24/16 15才↑
その犬歯が直撃し始めました↑。
上の前歯も直撃しそうな感じですが
まだ大丈夫です↑。
07/29/17 16才↑
この時点でも犬歯は直撃していますが
犬歯は構造上このくらいの衝撃には
耐えられるので問題はありません。
上の前歯もまだ直撃していないので経過観察は継続です↑。
09/23/18 17才↑
この時点で急速に上顎と
下顎の大きさのバランスが崩れ
犬歯直撃、前歯直撃になったので
歯が壊れることを回避と
噛み合わせが悪くなり顎関節症になるのを回避
するために歯列矯正を開始することになりました↑。
前歯と犬歯が直撃している様子を模型で観察します↓。
正面から見た様子↑
左から見た様子↑
右から見た様子↑
十字のマーカーは歯列矯正用のブラケットを
装着する位置を表しています。
ということはYouYouの歯列矯正はもう始まっていて
長くて9ヶ月、早ければ6ヶ月の
抜歯矯正では日本最速の一症例になります。
もちろん一生に一度の歯列矯正です。
11/07/18
*** 子供の歯の治療***
00. 子供の歯で騙されないQ&A
01. 歯列矯正の適齢期
02. 小学1年生頃は受け口が普通
03. 女子小学生は歯並びが悪い
04. 男子小学生は歯並びが悪い
05. 歯列矯正開始の合図
06. 「要矯正」に対する2nd Opi
07. 子供の最新虫歯治療
08. 乳歯の歯の生え方
09. 永久歯の生え方
日本唯一の会員制歯科医院
医療法人社団神農会
G.V.BLACK DENTAL OFFICE
岐阜県 高山市 山口町 1392-1
TEL/FAX : 0577-62-9434
E-mail: info@gvbdo.com
Gifu-ken Takayama-shi
Yamaguchi-cho 1392-1, JAPAN
TEL/FAX : 0577-62-9434
E-mail: info@gvbdo.jp