32才の会社員です。
下の奥歯が抜歯になってしまい、そのスペースをうめるためにインプラントをしたらどうかと通っている歯医者で言われました。
選択肢にはブリッジもあるそうですが、すぐに虫歯になってだめになるそうです。
とはいえ、インプラントは不安なのです。
ブリッジというのはそんなにダメなのでしょうか?
鳩山じろう
結論:
アメリカ歯科標準治療で行われるブリッジ治療は一生持つのが当たり前です。
従って、G.V.BLACK DENTAL OFFICEではインプラントはすることはありません。
説明:
私はアメリカの歯科教育しか受けていないので、日本のハイシャさんのスタンダードは、よくわかりませんが、アメリカ歯科標準治療では、ちゃんとした方法で作られたブリッジは一生もつと教えられています。
それから考えると、虫歯でダメになるというのは、相当レベルの低い治療だと思われます。
そんなハイシャさんがインプラントを薦めたとしても、インプラントも相当レベルが低いと思われるので、転院した方が良いのではないでしょうか?
とにかく、インプラントは治療中に、死亡事故を起したこともある怖い治療です。
そして、歯科治療の中で、最も、訴訟件数の多い治療でもあるのです。
アメリカ歯科標準治療のブリッジがなぜ、一生持つのかというと、
(1)支台歯は虫歯フリー、歯周病フリー、根尖病巣フリーになっている
(2)虫歯にならないようなマージンが形成される
(3)虫歯や歯周病にならないような設計がされている
(4)咬合が計算されており、無駄な負荷はかからない
(5)バイオメタルという14Kで作られるため、口腔内でも腐食しない
という以上5項目を満たしているからです。
では実際の症例で見てみましょう。
もうこのHPでは、何度も述べていますが、アメリカの一流のDentistは、技工は全部自分で行うため、ここで発表しているブリッジも全部私が自分自身で製作したものです。
1.1本の歯が抜歯となったブリッジ
左上の症例です↓。
支台歯は、この時点で、虫歯フリー、歯周病フリー、根尖病巣フリーになっています↓。
虫歯にならないためには、このPrepのように、マージンが歯の周りを綺麗に一周していることが必要条件になります。
Delする前にブリッジを検証します。頬側から見た様子です↓。
食べた物が歯と歯茎の間に詰まり、虫歯や歯周病にならないように、スペースを大きく取った設計がなされています↑。
これは、サニタリーポンティックと呼ばれる設計で、アメリカ歯科標準治療では常識です。
たとえ、詰まったとしてもWPで洗うと、一瞬にして綺麗になるという優れものです。
口蓋側から見た様子です↓。
こちら側はさらに、スペースをとり、清掃性を高めてあります↑。
咬合面から見た様子です↓。
一見のっぺらでつるつるしているだけのように見えますが、よく見ると表面がうねって凹凸であることがわかります。
このうねりが、咬合の微妙なバランスを維持しており、鏡のように磨き上げることで、摩擦がなくなり、かつ曲線を持たせることで、食べた物が咬合面を無駄なく流れるため、引っかかったり、ひっついたりして、ブリッジに不必要な負荷をかけるがないのです。
それにより、ブリッジの耐久性は高まるのです。
TIFFのブリッジを実際の口腔内にDelした直後の様子です↓。
バイオゴールドと呼ばれる生体に優しく、口腔内では腐食しない14Kの金を使用しているため、材質の劣化は最小限となるため、上記に述べた4つのポイントと相まって、人が生きる何十年のレベルであれば、このブリッジが機能し続けるのは十分可能だという結論になるのです。
2.2本の歯が抜歯になったブリッジ
右下の症例です↓。
支台歯は、この時点で、虫歯フリー、歯周病フリー、根尖病巣フリーになっています↓。
虫歯にならないためには、このPrepのように、マージンが歯の周りを綺麗に一周していることが必要条件になります。
Delする前にブリッジを検証します。頬側から見た様子です↓。
前歯に近い歯では、見える部分のエナメルと多く残すという、審美的な配慮を忘れてはいけません。
食べた物が歯と歯茎の間に詰まり、虫歯や歯周病にならないように、スペースを大きく取った設計がなされています↑。
これは、サニタリーポンティックと呼ばれる設計で、アメリカ歯科標準治療では常識です。
たとえ、詰まったとしてもWPで洗うと、一瞬にして綺麗になるという優れものです。
口蓋側から見た様子です↓。
こちら側はさらに、スペースをとり、清掃性を高めてあります↑。
咬合面から見た様子です↓。
一見のっぺらでつるつるしているだけのように見えますが、よく見ると表面がうねって凹凸であることがわかります。
このうねりが、咬合の微妙なバランスを維持しており、鏡のように磨き上げることで、摩擦がなくなり、かつ曲線を持たせることで、食べた物が咬合面を無駄なく流れるため、引っかかったり、ひっついたりして、ブリッジに不必要な負荷をかけるがないのです。
それにより、ブリッジの耐久性は高まるのです。
TIFFのブリッジを実際の口腔内にDelした直後の様子です↓。
バイオゴールドと呼ばれる生体に優しく、口腔内では腐食しない14Kの金を使用しているため、材質の劣化は最小限となるため、上記に述べた4つのポイントと相まって、人が生きる何十年のレベルであれば、このブリッジが機能し続けるのは十分可能だという結論になるのです。
3.3本の歯が抜歯になったブリッジ
左下の症例です↓。
このくらい支台歯間の距離が開くと、ロングスパンブリッジと呼ばれて、かなり難度の高いブリッジになり、一生機能させるのには、当然のことながら、レベルの高い治療が必要になります。
支台歯は、この時点で、虫歯フリー、歯周病フリー、根尖病巣フリーになっています↓。
虫歯にならないためには、このPrepのように、マージンが歯の周りを綺麗に一周していることが必要条件になります。
Delする前にブリッジを検証します。
頬側から見た様子です↓。
前歯に近い歯では、見える部分のエナメルと多く残すという、審美的な配慮を忘れてはいけません。
食べた物が歯と歯茎の間に詰まり、虫歯や歯周病にならないように、スペースを大きく取った設計がなされています↑。
これは、サニタリーポンティックと呼ばれる設計で、アメリカ歯科標準治療では常識です。
たとえ、詰まったとしてもWPで洗うと、一瞬にして綺麗になるという優れものです。
口蓋側から見た様子です↓。
こちら側はさらに、スペースをとり、清掃性を高めてあります↑。
咬合面から見た様子です↓。
一見のっぺらでつるつるしているだけのように見えますが、よく見ると表面がうねって凹凸であることがわかります。
このうねりが、咬合の微妙なバランスを維持しており、鏡のように磨き上げることで、摩擦がなくなり、かつ曲線を持たせることで、食べた物が咬合面を無駄なく流れるため、引っかかったり、ひっついたりして、ブリッジに不必要な負荷をかけるがないのです。
それにより、ブリッジの耐久性は高まるのです。
TIFFのブリッジを実際の口腔内にDelした直後の様子です↓。
白く見えているのは接着に用いたセメントで、セメントを多く残すことで、完全硬化するまでの、維持力のサポートに使っているのです。
この余剰セメントは24時間以降に除去します。
ロングスパンブリッジに使われる金属は、バイオゴールドと呼ばれる生体に優しく、口腔内では腐食しない14Kの金を使用しているため、材質の劣化は最小限となるため、上記に述べた4つのポイントと相まって、人が生きる何十年のレベルであれば、このブリッジが機能し続けるのは十分可能だという結論になるのです。
実際に、長い間機能し続けているブリッジの様子は、カズイスチカで、何十症例と発表されていますので、興味のある方は、各自でチェックするようにして下さい。
01/31/10
03/31/18 updated
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