顎関節症と開口障害は別物


YouTube・22才Ken津島中の出っ歯と

顎関節症を治す歯列矯正↓

期末テストの勉強で  2日徹夜したところ  次の朝から顎が  開かなくなりました。 

 

おとなしくしていたら  1週間くらいで  治りましたが、  これは顎関節症なのでしょうか? 

 

顎関節症になると  悲惨だときいているので  とても心配です。   

神田明子

結論:

 

急に顎が開かなくなり、数日の時間をおいて開くようになるのは開口障害です。顎関節症はもっと複雑です。

 

説明:

 

結論から言うと、  開口障害と  顎関節症は別のもの  です。  開口障害は、  顎を開くための筋肉が、  ストレスなどにより発生した  過度の食い縛りにより、  正常に機能しなくなった時に  発生します。 

 

この時、  顎関節には問題は  起きていません。 

 

従って、  過度の食い縛りをしなくなれば、  ねんざのようなものですから  1週間から2週間で  自然に治ります。 

 

最近、中学生、高校生、  大学生に発生している  テスト前の開口障害や、  OL、会社員、主婦などに  発生している  突発的な開口障害は、  このようなケースばかりなので、  特別な治療は必要ありません。 

 

ただし、  ストレスがなくならず、  開口障害が反復して  何度も起こり、  それが数年間に  わたるようになると、  顎関節がすり減って  正真正銘の顎関節症になり、  不定愁訴で  悩まされるようになります。 

 

こうなっている人は、  顎関節症の治療が  必要になるので、  デンタルリテラシー  【Dental literacy】  を高めて、  適切な治療を  受けるようにしましょう。 

 

01/04/03 

11/05/10 updated 

Norman Yamazaki, DDS.