審美歯科の注意点・RCT


28才の時、  銀座の有名な歯科医院で、  それまで何度も  治療を受けていた前歯を  メタボンにして、  審美的に良くしたのですが、  それ以来、  メタボンにした歯が  うずくことが多く、  5年経った最近では、  歯茎から膿が  出るようになりました。

 

 一体何が  起こっているのでしょうか?

 

 解決方法はあるのでしょうか?  

 

須山ゆうこ

結論:

 

メタボンにした時、歯を削りすぎたのが原因で神経が死んでしまったか、神経の治療が失敗し根尖病巣が出来、そこからウミが出ているからです

 

適切な治療をしないといずれ抜歯になりますが、アメリカ歯科標準治療のRCTのような治る治療を受ければ大丈夫です。

 

説明:

前歯を審美目的で  いわゆるメタボンにする人も、  歯医者さんも  日本では後を絶ちません。  

 

アメリカで  前歯の審美治療というと、  Dentistが  診療室で何時間もかけ  一人で完成させる  レジンボンディング  を指す!  ことが多いのですが、  日本では技術力が必要な  レジンボンディングは、  歯のためにはなっても  できる人がいないので、  日本では歯医者が削って  技工士に歯を作らせ  歯医者が被せる  お手軽なメタボンを  指すようになっています。  

 

嘆かわしいことです。  

 

日本で行われている  審美目的を含む  前歯メタボンの問題は、  神経の治療のズサンさが  問題の根源にある!  ことは、  歯科医療関係者のみならず、  今では一般の人も  わかってきました。  

 

Bingなどで「審美歯科 後悔」という  検索用語が  上位にきていることからも  その被害の様子が推察されます。  

 

そんなズサンな  治療をされたメタボンの  実際を5例ほど示したいと思います。  

 

最初は、やっちゃんの症例です。  やっちゃんも#7,9,10を  メタボンにしてから、  うずいたり  痛くなったりしていて、  最近は歯茎を突き破って  膿が出るようになっていました↓。  

 

また審美的にも歯茎と  メタボンの間が黒く見える、  いわゆる  ジャパーニーズクラウンになって  みっともないと思っていました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

やっちゃん初診時の様子↑  

 

そこでRCT  (Root Canal Treatment)という  アメリカ歯科標準治療の中の  神経の治療を行うと、  根尖病巣という膿を  出している部分が、  レントゲン上に大々的に白く写りました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

言い換えると、  白く写っている部分↑は  全て細菌の繁殖している  根尖病巣を表しており、  これだけ大きな病巣が  あるのであれば  今大流行の  子宮内膜症になったとしても  全く不思議ではない状態です。  

 

従って、やっちゃんには  不定愁訴がいくつもありました。  

 

やっちゃんの  メタボンの治療は銀座も  有名な歯科医院で行われており、  東京のど真ん中でも、  日本ではアメリカで言う  レベルの低い治療が  行われているという  証拠になります。  

 

解決方法は簡単で、  

 

(1)正しい神経の治療・RCTを行う

 

 (2)2度と虫歯にならない  レベルの修復治療を行う  

 

(3)歯並びが問題で、  噛み合わせが悪い場合は  歯列矯正で治す  

 

の3つを行えばよいのです。  

 

やっちゃんは  その3つをやって肉体的にも、  精神的にも、  審美的にも  歯の問題から開放されました。  

 

参考1:やっちゃん完全復活の記録  

 

2人目は、Sandra竜泉寺です。  

 

Sandra竜泉寺は近所の歯医者さんで、  上の前歯4本を  メタボンにされました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

悩みは質問者や  やっちゃんと同じでした。  

 

Sandra竜泉寺もRCTを行うと、  根尖病巣が  こんな大きなものでした↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

01/16/0301/15/03 第4回治療後の様子↑  

 

Sandra竜泉寺にもやっちゃんと同じ  アメリカ歯科標準治療である  「ほんとうの治療」を  行ったところ、  歯から発生する  悩みはなくなりました。  

 

参考2:Sandra竜泉寺復活の記録  3人目はサリーです。  

 

サリーは#9,10の2本を  近所の歯医者さんで  メタボンにされていました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

悩みは質問者や  やっちゃんや  Sandra竜泉寺や  Ike2004と同じでした。  

 

サリーもRCTを行うと、  #9、#10にはすでに  フィスチュラが  形成された  根尖病巣がありました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

01/18/01 本日終了後の様子↑  

 

このままではサリーの  #9,10はいずれ  抜歯となる運命でした、  サリーにもやっちゃんや  Sandra竜泉寺や  Ike2004にもに行ったと同じ  アメリカ歯科標準治療である  「ほんとうの治療」を  行ったところ、  歯から発生する  悩みはなくなりました。  

 

参考3:サリー復活の記録  

 

4人目は  G.V. BLACK DENTAL OFFICEで  一番有名なあのKaorinrinです。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

02/12/00 #8,9治療開始前の様子↑  

 

#8,9は根管治療も  デタラメですが、  メタボンが歯のマージンと  全く合っていないため、  歯茎が炎症を起こしています↑。  

 

つまり、  作りの悪いメタボンは、  歯周病も発生させる!  ことがわかります。  

 

その他Kaorinrinの悩みは  質問者ややっちゃんや  Sandra竜泉寺やサリー  と同じでした。  

 

KaorinrinもRCTを行うと、  #8,9にはすでに  根尖病巣があり、  #9は文字通り  爆発していました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

恐らく、このKaorinrin程度の  根尖病巣の大きさは、  日本でメタボンをした  大多数の人々にはある!  と私は考えています。  

 

Kaorinrinにもやっちゃんや  Sandra竜泉寺や  サリーにもに行ったと同じ  アメリカ歯科標準治療  である「ほんとうの治療」を  行ったところ、  歯から発生する  悩みはなくなりました↓。

↑審美歯科の注意点・神経の治療↑
↑審美歯科の注意点・神経の治療↑

05/29/08 歯茎も歯も全快した様子↑  

 

やり直した#8,9の色は  他の歯の色に比べると白いのですが  これは  G.V. BLACK DENTAL OFFICEで  全ての治療の最後に行う  ホワイトニングにより  他の歯の色が#8,9と  同じ色になるので  問題はありません。  

 

これからメタボンを  しようと考えている人々は、  神経の治療にも注意が必要です。  

 

ただし、  審美的な理由だけで  歯を大量に削り  歯の寿命を短くしてしまう  メタボンにするのは  浅はかな考え  だと、もうそろそろ芸能人も含め、  日本人の若い人たちには、  気づいて欲しいと私は思います。  

 

05/30/08  

03/23/18 updated  

Norman Yamazaki, DDS.