Tom 西三川 00 初診

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初診時の状況 Sammary

1) 症状

・前歯の1本が茶色で他の歯もボロボロ

2) Patient

・40代前半 男性 小柄  痩せ形

3)人生

・国立大卒で国立大教官および研究員

・中学時代スキー事故で前歯が茶色に変色

・疲れると歯茎に開いた穴からウミが出て痛くなる

4)歯の状況

・神経の死んだ歯が放置されている

・神経の治療、虫歯の治療が良い加減

・歯並びが悪く食いしばりが強い

5)復活に必要な治療

・修復(虫歯、神経)治療

・口腔外科(抜歯)治療

・歯列矯正治療(ブラケット装着9ヶ月)

・ホワイトニング


July 14, 2015

Tom 西三川 初診

前歯変色!40代男性の歯列矯正

今日の一番はTom西三川でした。初診です。まずは自己紹介です。

 

*****

 

男子会員総代 ロッキー調布 様はじめてメールいたします。

 

青森県に住む Tom西三川(にしみかわ)と申します。

 

長い間、歯に関して悩んでおりましたがGVBDOのHPに出会い、私の歯の悩みはここでしか解決できないと確信し、メールを出す決意をしました。

 

どうか最後までお読みいただけるようお願いいたします。

 

01 氏名

 

Tom西三川(にしみかわ)

02 住所

青森県

 

03 年齢

40代前半

 

04 職業

公務員

 

06 主訴

 

(1) 前歯#8の全体が薄茶色く変色しています。

 

「ソウルのかよちゃん」の#9に近い状態です。

 

また、歯茎からは現在までに何度か排膿があり、根尖病巣が深刻な事態になっているのではないかと非常に不安です。

(2) #6、#7、#8、#9、#10のレジンの境界部分が茶色く変色しています。

 

今のところ、強い痛みはないですが、大変醜い状態です。

(3) #5、#18、#31のあたりが、食事の後や疲れたときに時折鈍い痛みを感じます。

 

その他のインレーも含め、内部で虫歯が大爆発しているのではないかと不安です。

(4) 歯を見せて笑うととても老けて見えるので笑顔には全く自信が無く、なるべく人に会いたくないのが本音です。

 

(5)過去に起きたような歯の激痛がまた来るのではないか、あるいはこれから50代に向かって次々と歯を失うのではないかという大きな不安を抱えています。

 

07 今まで受けた治療について

 

幼少期(1970~1975年、北海道)北海道の農家に生まれ、両親、祖父母共に多忙であったため、甘いお菓子を与えられて一人で家に放置されることが多かったです。

 

また、祖父母は若い頃から総入れ歯、両親もいたるところに被せ物だらけという状態だったので、歯に対する意識は、高くなかったのではないかと想像します。

 

このような中で育ったため、乳歯はほぼ全て虫歯の状態でした。

 

小学校時代(1976~1981年、北海道)自分で歯を意識するようになった頃には、既に何本もの臼歯が虫歯でした。

 

親に言われるがままに一人で列車に乗って、校医であった地元のハイシャに通い続けました。

 

私にとっては地獄のハイシャ通いでした。

 

日々の掘削作業も痛かったですが、#21の神経治療らしきもののとき、仮止めしていた詰め物が取れていたのをみて、いきなり歯に直接、死ぬほど痛い注射のような物をされて絶叫したのを覚えています。

 

通った回数はこの頃が最も多く、奥歯の多くはこの時代に破壊されました。

 

中学~高校時代(1982~1987年、北海道)このころも、回数こそ減りましたが、悪いところは早めに治した方がよいと教育されそのように思い込んでいたので、時折、ハイシャに行って治療(破壊)されていました。

 

高校時代のある日、上の歯(#4の辺り)に鈍い痛みを少し感じながら受験対策の特別講習へ向かったのですが、波を繰り返しながら次第に痛みが強くなり、しまいには頭全体が締め付けられるような激しい痛みになって授業どころではなくなってしまいました。

 

たまらず、高校のある市内で校医をやっているというハイシャに駆け込みましたが、なんとここではレントゲンを撮った後、「特に異常はない」と言われ帰されてしまったのです。

 

納得がいかずその日のうちに市内の別のハイシャに行ったところ、「詰め物の中が虫歯になっている」と言われ治療が始まりました。

 

その後痛みはなんとか治まったものの、この一件はハイシャに対する不信感を非常に強めました。

 

大学~大学院時代(1988~1996年、青森県)この時代は、前歯の治療(破壊)が多かったと思います。

 

大学時代は相変わらず悪くなったらハイシャに行くということを繰り返していましたが、大学院時代になると、自らのこれまでの経験から、歯が悪くなったからといってハイシャに行けばまた削られまた悪くなり、更に行けば更に大きく削られ更に悪くなる、という悪循環にようやく気づきました。

 

そしてこの後、ほとんどハイシャに行かなくなりました。

 

就職後~現在(1997~2015年、青森県)就職後の18年間は、親知らず(#17)を一本抜いた時、取れたインレーを付け直した時(数回)以外は、全くハイシャに行っておりません。

 

次第に色が悪くなってゆく歯や、時折感じる鈍い痛みなど、ずっと気にはなっていましたが、またハイシャに行けばもっと大きく削られてもっと悪くなると思い込んでいたので、詳しく調べることさえしませんでした。

 

しかし昨年末、実家で会った中学生の姪に歯を指摘されてから、やはりどうにかしたいという思いが募り、ネットを調べた結果、GVBDOのHPに出会うことができました。

 

GVBDOのHPを見た後で振り返ってみると、この18年間ほとんどハイシャに行かなかったことは、あながち間違いではなかったと思います。

 

しかしながら、それ以前の治療が不適切であったことは疑いようがなく、現在の惨めな状態に繋がっています。

 

08 全歯のチャート

 

#1 無傷

#2 無傷

#3 インレー、茶色の穴有り

#4 クラウン

#5 インレーが少し浮いた状態になっています。

#6 レジンと歯の境界部分が茶色く変色

#7 レジンと歯の境界部分が茶色く変色、内側部分のレジンは欠けたためか、大きな穴が開いています。

#8 歯全体が薄茶色く変色、レジンと歯の境界部分が茶色く変色、今現在も含めこれまで何度か歯茎からの排膿があります。

 

#9 レジンと歯の境界部分が茶色く変色

#10 レジンと歯の境界部分が茶色く変色

#11 #10との間が茶色く変色

#12 インレー

#13 インレー

#14 インレー

#15 無傷

#16 無傷

#17 抜歯

#18 インレー、レジンと歯の境界部分が茶色く変色、茶色の穴有り

#19 インレー、歯の根元部分が茶色く変色

#20 無傷

#21 クラウン

#22 レジンと歯の境界部分が茶色く変色

#23 無傷

#24 無傷

#25 無傷

#26 無傷

#27 無傷

#28 無傷

#29 無傷

#30 クラウン

#31 インレー

#32 無傷

 

09 現在の健康状態について

 

スギ花粉とハウスダストのアレルギーがあります。時折副鼻腔炎を発症します。その他は、特に体の問題ありません。

 

10 常用している薬はありますか?

 

スギ花粉の季節(3月~5月)は、アレルギー性疾患治療剤(タリオン10mg)を服用しています。

 

11 今までに入院するような病気、ケガをしたことはありますか?

 

特にありません。

 

12 あなたは禁酒・禁煙をいつから続けていますか?

 

タバコは、全く吸いません。お酒は、学生の頃(~1997年3月まで)はよく飲んでいましたが、就職後(1997年4月以降)は、イベント以外では飲まなくなりました。

 

いわゆる習慣的飲酒はこの18年間ありません。

 

13 G.V.BLACK DENTAL OFFICE HPは、いつ頃から閲覧を始めましたか?

 

今年の1月頃から

 

14 書籍「ほんとうの治療」はいつ購入しましたか?

 

今年の1月

 

15 書籍「ほんとうの治療」を読んでどのように感じましたか?

 

GVBDOのHPをみたときもそうですが、今まで歯に関してモヤモヤしていた状態だったのが、ものすごくスッキリしました。

 

「ほんとうの治療」は非常に読みやすく分かりやすく、他の歯科治療の本とは全く比べものにならないです。

 

特に、「RCT-神経をとる-」と「Breaching-歯を白くする-」の部分は身につまされ、深く印象に残りました。

 

そして、どうしてもここで治療を受けたい、他は絶対行きたくない、という思いでいっぱいです。

 

なぜもっと早く探さなかったのかとも一瞬思いましたが、それよりも、山崎先生が生きている時代に自分が生きていて良かった、と思いました。

 

この本は、私にとって希望の光です。

 

この本やHPをみて感じたことがもう一つあります。

 

それは、GVBDOが実践していることが、分野やレベルは大きく違うものの、私が仕事で目指している方向と同じだということです。

 

私は、研究業務を行う傍ら、「技術相談」を行っています。

 

業務としてはサービスに近いものですが、相談者一人一人にしっかりと時間をかけ(診断・同定に係わる実験から防除指導まで基本的に全て一人で行っています)、原因となる病原を可能な限り明らかにし(病原が明らかになってない病害も多い)、現時点で最も適切と思われる対策を示すことを私なりのポリシーとしています(植物の場合、可能な対策は多くはありま。本当に困っている人を現時点でのエビデンスに基づく最適な方法で助けてあげたい、という思いは同じだなと思いました。

 

私はまだ、「試行錯誤の連続と不安」のまっただ中であり、数々の人生を実際に復活させている山崎先生とは全く比べものになりませんが山崎先生の生き方が私の目指すべき手本になっていることは間違いないと思います。

 

16 G.V.BLACK DENTAL OFFICEで治療を受けるとあなたの治療費はどのくらいになり、予約の回数は何回くらい必要になると思いますか?

 

修復治療費はx万~x万円くらい。予約の回数は、20回くらい。

 

歯列矯正が必要な場合はX万円くらい。治療回数は50回くらい。

 

17 G.V.BLACK DENTAL OFFICEでの歯の治療が終了して復活を遂げた時、あなたはどんな生活をしていると思いますか?

 

間違いなく人生が変わると思います。

 

やがて次々と歯を失うのではないかという恐怖と醜い歯から解放され、心の底からの「ほんとうの笑顔」が得られます。

 

この先出会うであろう生産者、指導者、大学院の学生たちに、「ほんとうの笑顔」で、明るく、自信を持って、相談や指導に当たることができます。

 

今までの45年間は、自分がいかに研究で成果を上げるかを中心に考えてきましたが、これからの45年間(完全な歯を手に入れて90歳まで生きられればですが…)は、自分でエビデンスを積み上げながらも、私が関わってきた植物病理学の面白さ、やりがいを積極的に若い研究者や技術者に伝えること、そして、原因不明の障害で枯れてゆく農作物を前に畑で途方に暮れる…そんな農家を一人でも多く救うのが私の人生の目標です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

会員総代におかれましては、お忙しいところお時間をいただき、心から感謝申し上げます。

 

私の思いが伝わることを祈りつつ、メールを閉じたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

Tom西三川

 

*****

 

Norman Yamazaki, DDS. says:

 

Tom西三川はすでに中間管理職であり大学で言うと教授レベルなので人生の生き方については山崎先生がとやかく言う必要はないので非常に楽なケースになります。

 

山崎先生の理想の患者というのは歯さえ治ればどんな困難が待ち受けていようと自分で乗り越えてゆけるという人なので正にその一人であるTom西三川はG.V. BLACK DENTAL OFFICEで治療が終わる頃には向かうところ敵なしという状況になっています。

 

Tom西三川の↑で述べた3つの主訴のすべては修復治療が終了した時点でなくなっています。

 

スギ花粉とハウスダストのアレルギーにより発症するという副鼻腔炎も神経の治療終了後6ヶ月後にはうそのようになくなっています。

 

そして、修復治療の後に始まる6~9ヶ月間の歯列矯正が終わると120%の元気になるので文字通り飛躍の時になるということを今までG.V. BLACK DENTAL OFFICEに来て復活した人たちの実例(カズイスチカ)から総合的に判断して山崎先生はTom西三川には伝えました。

 

Welcome to G.V. BLACK DENTAL OFFICE.

はじめまして。 投稿者:Tom

投稿日:2015年 7月15日(水)09時26分42秒

昨日、初診に伺ったTom西三川です。

よろしくお願いいたします。

昨日は、PAに始まり、診断、治療計画、prophy、歯の管理指導、カウンセリングと、ほぼ一日を費やしていただきました。

先生、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

治療計画は期待通りの完璧なもので、先生からの私の将来に対する期待のお言葉まで頂き、夢に一歩近づいたことを充分に実感できた一日でした。

8月の集中治療期間に滞在する宿も、確保できました。

これからGVBDOゆかりの国宝を見てから青森に帰り、先生はじめ高山で出会えた方々、そして紹介してくださったSallyさんへの感謝の気持ちをお稲荷さんへ報告しようと思います。