歯列矯正の適齢期


まず理想的な歯列矯正の症例を見て見ましょう。

YouTube・5分でわかる15才アンナの歯列矯正↓

38才のサラリーマンです。

 

娘が12才と7才です。

 

上の娘は小学校3年の8才の時に学校の検診で、受け口だと指摘され、8才からブラケットをつけた歯列矯正を近くの矯正歯科認定医ではじめてからもう4年になりますが、素人目にもまだ受け口です。

 

歯医者さんはいつ終わるかまだ不明だと言っています。

 

下の娘も先日検診があり、「要矯正」という紙をもらってきました。

 

上の娘の歯医者さんには不信感を持ちはじめているので今回は違う歯医者さんに行ってみようとのことで、妻が別の3件の矯正認定医を訪ねましたが、開始年齢、期間、値段、方法、結果についてのはっきりとした回答がされませんでした。

 

駅前の認定医では 、ちょっと見ただけで、費用は100万以上になるかも!とだけ言ったそうです。

 

私の疑問は、7才から矯正をはじめるというのは適正年齢、もしくは適齢期なのか?

 

ということです。

 

それにしてもアンナちゃんは、なんであんなに早く終ったんですか?!

海岸純夫

結論:

 

歯列矯正の適齢期は15才以上なので、それ以前は何もする必要はありません。それ以前に下手なことをすると最悪な結果になることが多く、歯が悪くなるだけではなく人生を棒に振ることすらあります。

 

説明:

 

歯列矯正の常識というものをデンタルIQとデンタルリテラシー の低い人達はわかっていません。

 

それが歯並びが気になる子供を持ったパパやママにあると最悪の結果になります。

 

まず全国のパパやママが覚えなくてはならないことは小学生のうちはどんなに歯並びが悪くてもブラケットを付ける歯列矯正はしない!!ということです。

 

次ぎにパパやママが覚えなくてはならないことは中学3年生(実際には、男の子が中学3年、女の子は中学1年であるが、セーフサイドということで中学3年)になって、歯並びが悪い場合、骨の成長が終わり、かつ歯の根が親不知を除き完成している場合にのみ歯列矯正を始めてもいいかな、ということです。

 

逆に言えば、どんなに歯並びが悪くても中学3年までは何もしてはいけない!のです。

 

中学3年というのは骨の成長が止まり、歯の根の成長も完成している人が多いので、この時期まで待つのです。

 

骨の成長が終わっているということと、歯の根が完成しているということは普通の歯医者さんたちであれば調べることは出来るはずですから調べてもらえばいいのです。

 

中学3年以前に歯列矯正をして歯がきれいに列んで終わったとしても、顎の骨が成長して大きくなってしまうと、歯も動いて歯並びが悪くなる、というのは常識で考えればわかることです。

 

また歯の根が完成していないうちに歯を動かすと根の成長が途中で止まり、最悪の場合はそこから解け出して根が異常に短くなることがあるのです。

 

従って中学3年になっても根が完成していない人にはブラケットを付けてはいけないのです。

 

アメリカでは親元を離れ大学生活を始める直前の高校2年くらいから始め、高校3年で終えるのが理想的とされます。

 

でも!うちは早く、安く、簡単にやりたいんだから削って抜いて芸能人のように差し歯にすればいいんじゃないですか?と聞くアンナのママのような人はデンタルIQがナノ以下ですからG.V. BLACK DENTAL OFFICEのHPに来てはいけません。

 

では中学3年で骨の成長が終わり、歯の根が完成している子がいるとします。

 

例えばアンナです。こんな感じです↓。

3番目にデンタルIQがボウフラ以下の母親が覚えなくてはならないことは20才以下の人の歯列矯正ではブラケットの装着期間は1年内で終わるのが当たり前!!ということです。

 

当たり前ということですから、何か問題が起きて長引いても1年で終わるのが常識だと覚えるのです。

 

また年齢が上がるにつれて、ブラケット装着期間は長くなる傾向がありますが、それでも

 

30才以下の人の歯列矯正は1年で終わるのが当たり前!!

 

40才以下の人の歯列矯正は1年で終わるのが当たり前!!

 

だと覚えるのです。

 

つまり何歳であろうとブラケットの装着期間は1年を目安に終わるというのが理想なのです。

 

1年というのは、先程述べた歯の根が解け出す可能性と、虫歯になる可能性、歯周病になる可能性、顎関節症になる可能性、が低く押さえられる期間なのです。

 

これを過ぎると問題が発生する率は高くなるのです。

 

つまりブラケットをつけた歯列矯正が1年で終われば、歯もムキズで虫歯はなく、歯周病の心配もなく、顎関節症にならない、ということなのです。

 

終わらなければその逆で、パンドラの箱が開いて、一生歯で悩むために歯列矯正を始めたという事になるのです。

 

4番目にデンタルIQがボウフラ以下の母親が覚えなくてはならないことは20才以下の人の歯列矯正は1年で終わるのが当たり前だけど本当はもっと早く終わることが多い!!ということです。

 

15才から19才の人が、20代、30代の人と違うのは骨の代謝です。

 

歯列矯正で歯を動かすためには骨を溶かす細胞が働き、動いた歯を安定させるのには骨を作る細胞が働く必要があります。

 

人間は15才から19才の人が20代、30代の人よりも骨の代謝が活発であるので、歯は早く動き、早く安定するのです。従って同じ症例ならば15才から19才の人が20代、30代の人よりも早く終わるというのは常識なのです。

 

そこでもう一度アンナです。

01/12/03 

 

矯正開始直前の様子↑アンナのママはデンタルIQもデンタルリテラシーもナノ以下だったので、矯正に4年も5年もかかるのなら、短期間で終わって安く済むという、近所の歯医者さんの説明を信じて、犬歯を抜いて差し歯にする方法!をアンナにさせようと考えていました。

 

しかし、常識的な判断の出来るアンナは、G.V. BLACK DENTAL OFFICEで矯正をすると主張したところ、パパが良い人でしたので、アンナの意志に従って、G.V. BLACK DENTAL OFFICEで矯正をすることになりました。

 

01/12/03

 

ブラケットを着けた直後の様子↑治療の結果、デンタルIQがボウフラ以下のママでさえもG.V. BLACK DENTAL OFFICEで矯正をしたら、アンナの歯列矯正は1年以内の8ヶ月で終わり、歯並びは当然良くなって、さらに健康になる!ということを理解しました。

 

なぜなら、アンナはその通りの歯列矯正をしたからです。

09/21/03 Bracket Off直後の様子↑

YouTube・5分でわかるアンナの8ヶ月の歯列矯正は一番上↑

 

ブラケット装着の期間は8ヶ月でした!

 

そして、脊柱側弯症も治っていた!のです。

 

当然、治療費は、抜いて差し歯にする方法よりも高額ではありましたが、これでアンナは一生歯で悩まなくなる!ことを考えると、返って安い買い物だったのではないかとアンナのパパはアンナに話したそうです。

 

大切なのはアメリカ歯科標準治療の歯列矯正のように正しいやり方で矯正をすると、今まで自分の知っていた常識がいかに間違っていたかがわかるのです。

 

あなたは今現在、デンタルIQボウフラ以下のパパやママであったとしても、最低限の常識だけは覚えて、子供には楽しい人生が待っている歯科治療を受けさせてあげるようにしましょう。

 

05/09/04

02/17/18 updated

Norman Yamazaki, DDS.